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2023-05-18

”守る”ということ

奄美大島の嘉徳というところを訪れた。

人口数十人の小さい集落に移住された方から案内してもらいながらここで起きている問題ついて教えて頂いた。

コンクリートの護岸整備が入ろうとしているのだが、海岸が侵され周辺の自然が破壊されていくとのことで反対運動をしているとのこと。

度々の話し合い、対立、裁判。

元の住民の方の多くは、海岸近くにある自分たちのお墓を守る為にも護岸工事を希望されているようだ。

現在は工事がとまっているようだがいつどうなるか分からないとのこと。

”守りたい”ということは共通の想いだがその方法が異なる。

奄美大島を訪れたのは今回で2回目。

海の美しさに毎日感動した。

しかしながらこの自然を死ぬ気で守っている人たちがいるのだ。

日本全体、いや、世界で起きていることの縮図をみたような気がした。

先ずは自分が住む地の環境について知ること、そして、日々の生活の中で、地球環境に優しい選択をすること。

そんなことを再確認する旅だった。

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