過去を生きたっていいじゃない

先日同窓会があった。

かつて皆んなが集ったBar UNOの同窓会。

店主宇野さんはこの世にはもういない。

9年前突然亡くなった。

そこから私たちは帰る家を失った子どものように路頭に迷ってしまった。

引っ越しもありあんなにしょっちゅう顔を合わせていた仲間と会うことがなくなっていった。

そのくらい宇野さんの存在が皆んなを集わせてくれていたのだと改めて感じた。

久しぶりに皆んなで集まろうということで、関東から大阪へ。

ドキドキしながら縁のお店に向かった。

会った瞬間ひとしきり泣きものすごい安堵感の中でこれでもかとうるさい仲間たちと時を過ごした。

あの時宇野さんこう言ったよな、とか、ああしたよな、とか。

そうそうそうやったわ！って想い出をなぞる。

皆んな変化はあれどあの頃のままだった。

ただいま〜。

宇野さんありがとう。

皆んなを集めてくれて。

まだまだ泣くし昔話もいっぱいしながら生きていかせてな。